栗葵と愛の出逢い愛(ちか)が小学6年生、栗葵(りつき)が中学3年生の時、秋桜の紹介によって出逢う。 最初こそ「愛ちゃん」「氷見さん」と呼び合いぎこちなかったものの、お互いに似た部分を感じ取ったのか、会話を交わすうちにすぐ打ち解けた。 両親のもとを離れ、親戚の家をたらい回しにされながら過ごす愛を不憫に思った栗葵は、両親の代わりに保護者会に参加したり、秋桜とともに授業参観や運動会などにも姿を出した。 愛の両親は、母親